開設日2001年11月17日
最終更新日2004年6月15日
県道1号 徳島引田線
板野町大坂 地形図で大坂越えとあるところ
そばには明治8年に改修された旧道の開通記念碑あり
区間 | 地図 徳島市〜香川県東かがわ市引田 |
長さ | 延長:現道・21006m/旧道・2582m/新道・4124m(平成15年4月1日現在「道路現況調書」より) |
沿線 | 大坂越え・大坂峠・徳島自動車道藍住IC・高松自動車道板野IC |
特徴 | 別名讃岐街道。昔から讃岐と阿波を結ぶ道。大坂峠には番所も設けられていた。 徳島市内から藍住町、板野町区間は南北を結ぶ交通量の多い路線 板野町以北の県境区間はハイキングしたい方や「道」な方専用の道 |
注意点 | 板野町以北、峠区間は道狭く、特に香川県内はカープがきついため走行に注意。 |
この路線について | ||
大正9年4月1日 | 国道21号認定 | 東京−岡山−高松−徳島のルートを取る。内務省告示第28号 |
昭和27年・28年 | 新道路法による国道再編で国道除外 | 28年県道編入「徳島引田線」 |
昭和29年1月29日 | 主要地方道指定 | 建設省告示第16号 |
参考:「阿波の交通(下)」阿波の交通編集委員会・編集 徳島市立図書館・発行 |
国道192号、蔵本付近。左は徳島大学 |
右折しました。以前ここは中央線遷移区間でした (時間によって上下の車線数が変わる) びびりましたね〜。初めて通った時は |
JRを橋で渡ったあと徳島鴨島線と交差 |
鮎喰川を不動橋で渡ります |
田園地帯を抜けて吉野川越えの名田橋へ |
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名田橋。昭和38年2月竣工 |
延長800m、当時最新の技術で作られたらしい |
ここは南北交通の要所として昔から民営・県営の橋がかけられていたがいずれも木製で出水の度に 流され、その間は渡船で連絡していた。この橋は「ディビダーク工法」と言う斬新な設計・特異な工法で 架けられました。 車で通ってる時には気づきませんが、そばにある記念碑にはそのあたりの説明が書かれています 記念碑写真1(ゆきさつ?が書かれてる) 写真2(名田橋工事概要が書かれている) |
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名田橋北詰。右折禁止 |
徳島自動車道の高架をくぐります |
藍住IC。さっきの高架からしばらく片側2車線 |
徳島道藍住ICと高松道板野ICを結ぶ連絡道 として改良が進みます。 後日通過時、ここも2車線化工事終わってました |
朝夕は知らないが快適快適 |
藍住町東中富で県道14号松茂吉野線と交差 この県道は東西を結ぶ主要幹線 |
あいあいロード この区間は別の場所に新しく道が作られました |
高松道板野ICへと向かう分岐は橋の上 |
ここに高速バス停あります |
鳴門から来た県道鳴門池田線と出会います |
ここで徳島引田線は左へ曲がります。一応直進も徳島引田線です(県道標識もあります)。 | |
ここもIC付近は片側2車線 |
JRを橋で渡りまして |
旧道が左からやってきます。直進は県1表記 |
でも立ってる標識は12号表記 |
重用区間ですから1でも12でもいいんですけどね(個人的には) この先の交差点で右折、山へ向かって登ります・・・・が |
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新興住宅地の中だったりします |
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ひとやま越えると阿讃東部広域農道と交差 |
高松道の高架を潜り抜け |
異常気象時通行規制区間起点 |
JR高徳線が見えてきました |
この付近讃岐と阿波を結ぶ交通の要所でした。国道11号の改良完成により北灘経由が メインとなったこともありますが高速道路の開通により大坂越えが復活しました |
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しばらく2車線が続いたあと |
制限速度30キロの道幅になります |
不法投棄防止?のフェンス |
三叉路。右は県道徳島北灘線(41)へと続く 入ってすぐは舗装されてるけどその先は・・・ |
JRの線路・板野町大坂の集落を眼下に |
普通の車同士なら離合も可能、かな? |
左、あせび公園へと続きます |
もうひとふんばりしますと |
大坂越え |
切通しの壁面。コケがふわふわ |
地形図ではここ、大坂越えとなっています。 板野町大坂と鳴門市北灘町の境界。 「大坂峠」は県境地点に記載されています。謎。 明治8年に峠道が改良されたことの記念碑が ありますがよく読めねぇ(笑 たぶんこの車道ではなく現在「四国の道」と なっている山道のことを表しているんだろう。 |
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右のほう、ちらほらと海が見えたりします |
なんか汽車の音も聞こえてきます |
が、見渡せるような場所ありません。 さっきまでに比べると道幅、ちょっと狭くなったかなぁ。でもガードレールもミラーもあって安心です |
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足元に見えるのは国道11号 県境手前の喫茶店の付近かなっと |
峠からここまで上り下りほとんどなし っていうか気持ち下りてきたかな、で県境 |
おおー早速東かがわ市になってる |
県境付近から東へ伸びる道が分かれています。 その先には「大坂峠園地」なる展望所あり パラグライダー?の出発点もあります。 |
左、引田町町並みから紀伊水道。右、北灘町の海岸線 |
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さて下る道は、といえばこんな感じでうねうね |
これから進む道が足元に見えるっす |
ちょい怖い いや、かなり怖い |
勾配は緩やか 古い道だからなんでしょう |
歴史の道百選に選ばれたそうだ ほかにどこがあるか文化庁のサイトを見たけど わからねー(笑 某個人サイトによると四国内では ・土佐北街道・梼原街道・野根山街道 もそうらしい (勝手にリンク先の南風日和さん家には ほかにもいろいろな百選が載っています) |
下ってきました。 すんごいところにみち、つけたなぁ・・・ 国道11号北灘町付近が未改良で狭くて うねうねしていたころ大型車は大坂峠越え だったと書いてあります。 (阿波の交通(下)より) |
車はねえ、たまーにすれ違いますよ 今日は2台かな(峠越え区間) |
JR高徳線を潜り抜けますと |
そろそろ終点 |
民家の中を通り抜けまして |
東かがわ市坂元の国道11号に (ここ、引田の地名はなくなっちゃったんだね) |
国道から見ました |
案内標識には(大坂峠)の文字があります。 うねうね区間、「最遠軸距離8.0mを越える 大型車は通行できません」との警告あり こんな道ですけどちょっとした お散歩にはいいかも。 道も綺麗だし景色も気持ちいいし |
撮影日 2004年5月25日