開設日 2001年11月29日
更新日 2004年7月17日
修正 2005年4月6日

県道2号 津田川島線


香川徳島県境 市場町境目にて

区間 地図 香川県さぬき市津田町〜徳島県吉野川市川島町
長さ 延長:現道・17219m/新道・2093m 
沿線 川島潜水橋・日下峠
注意点等 川島町から市場町は1〜1.5車線で、潜水橋2つを含む。落下注意。
この路線って?
大正9年4月10日 麻植郡川島町〜阿波郡大俣村(現市場町)県界 県道 川島志度線
(昭和34年廃止時の整理番号は1)
(徳島県告示第129号)
昭和30年 千田橋(潜水橋・市場町香美〜善入寺島)開通 全長228m、幅3m
昭和34年1月31日 市場町上ノ段〜市場町大影字境目(県境) 整理番号 5 市場津田線
市場町香美〜川島町川島 整理番号 6 市場川島線
(徳島県告示第36号)
昭和37年 川島橋(潜水橋・善入寺島〜川島町城山)開通 全長285.2m、幅3m
昭和40年12月28日 整理番号14 津田川島線 認定(徳島県告示第689号)
整理番号 5 市場津田線
整理番号 6 市場川島線 廃止(徳島県告示第690号)
昭和47年3月10日 香川県大川郡津田町〜川島町 整理番号 2 津田川島線
(徳島県告示第201号)
徳島県報、「阿波の交通(下)」より。途中、抜けなどもありますのでご注意ください

県境の部分はふつーの山の中のみち。峠でも何でもありません。へたすると見落としちゃう可能性あり。
その代わり香川県内には名の付く峠が3つもある・・・
道の駅津田の松原でトイレを済ませて(笑)いざ川島町へ


国道11号 香川県さぬき市津田町鶴羽
旧町名が入るときは「つだまち」と読むそうです

点滅信号、右折レーン無し、すぐそばに踏切
めっちゃやな感じの交差点を山へ

途中高松道「津田の松原」SAへの接続路あり

よいしょよいしょっ。登ります

この辺が相地峠?70mそこそこです

旧大川町富田東のあたり ちょっと開けてます

ここで一旦県道10号高松長尾大内線と合流

一般に「さぬき東街道」と呼ばれています
香川県道10号高松長尾大内線 愛称「さぬき東街道」
東かがわ市の大内で国道11号から分岐。高松市の国道11号東バイパス(さぬき夢街道・苦笑)、
を経て国道11号までつながる快適な県道。4車線化も恐ろしいくらいの速さで進む。
徳島(東讃)−高松市街はもうこちらがメインルートになっちゃったんだろうなぁ・・・うらやますい・・・
右へ曲がってちょこっと進めば道の駅「みろく」があります

通行量がえらい違う区間は短い

すぐに右折で五名の方向へ
川島(徳島県)とわざわざあるのは
高松市内にも川島町というのがあるからか
同じように琴南町から分岐する108号琴南三野線の案内標識にも「三野(徳島県)」表記あり

相変わらず車、いね〜

大川ダム(小さい)のそばを走り抜けます

これから山越え

目の前に見えるのはこの後走る道

ぐいーんと回り込んで標高を稼ぎます 地図で見てもちょっぴりうねうね

さぬき市と東かがわ市の境界・日下峠
そばに水準点もあって標高は289.9m
お地蔵さんや祠、雨量観測所もあります

さらに下っていきますと旧白鳥町五名(ごみょう)

下った所(標高160m前後)で国道377号と
出合います

ここからしばらく国道

おにぎりも登場 もちろん377 また登りで

大坂峠 標高280.4m

五名の街中ですっていってものどかですぅ

右に消え入りそうな細い道 昔の国道でした

トンネルへの分岐を過ぎてゆったり走ってますと

県境。ここから徳島県 お隣のおうちは香川県
2005年4月1日、合併により市場町は阿波市となりました。地名表示は「阿波市境目」とシンプルに

徳島県に入っても2車線のまま これは珍しい

岩野トンネル 白鳥のガラスモザイクが美しい

地形図では川沿い・山際をうねうねしている
細い道が見られます。これが旧県道
上のような標識があちこちにあります

県道246号仁賀木山瀬停車場線と交差
このみちもなかなかに曲者のようで・・・・
一部、2号と重複している新道区間もあります

山を過ぎてまっすぐにおりていきまーす

徳島自動車道・市場高架橋の下をくぐり

三叉路に突き当たります ここは左折
右に曲がると阿讃山麓広域農道で土柱経由
脇町R193へ(一部は県246ですが)

左折したあと日開谷川を渡り右にカーブ
川沿いをさかのぼるみちは広域農道
写真地点直進はおそらく昔の県道2号

川沿い堤防道路 走りやすいけどちょっとクサイ
この区間一部旧阿波町(現阿波市)

徳島県を東西に走る幹線県道鳴門池田線に
突き当たって津田川島線終了〜

うそです。左折(東)1.5kmに続きがあります

まがると、あれ?
素直に川を渡るだけならパチンコ屋の三叉路を曲がりましょう。
阿波麻植大橋(1084.0mは県内第3位)で安全に走れますけどこれは県道125号。
次に現れる「川島 →」も125号。これも潜水橋ですが香美橋・学島橋の2本で渡河。
3つ目に出てくる「川島 →」が主要地方道津田川島線の続き。
2車線の走りやすいこれまでの道とはおんなじ路線とは思えんです。

ちょっと通りますよ

県道標識が新しくなっています

吉野川の堤防に(県道138号香美吉野線)

堤防をぐるりと乗り越えて

吉野川河川敷をしばらく進むと

千田橋、潜水橋です。大雨降ると沈みます。
橋上での自動車離合はもちろん無理
向こうから車が来ていたらおとなしく待ちましょう

ここは吉野川の中にある善入寺島
約450haの無人島ですが大正初期まで
約500戸3000人が住んでいたそうです。

今は優良な耕作地として稲作のほか麦、野菜
(特にスイカは県内有数の出荷数とか)が
作られています。
島内には神社や学校跡などの旧跡が残るそうな

吉野川市川島町に入ります。一面に広がる農地
ここはどこかと思ってしまいます

何の案内も無いけどこの先右に曲がります

川島潜水橋。昭和37年の完成は潜水橋と
してはかなり遅め

縁石が高く工事されましたがそれでもドキドキ

ここはいつも水量多い こっちが本流

やっぱり堤防を駆け上って乗り越えます

川島町の街中へ

民家の間をゆっくりゆっくりと進んで
陰からこっそりと国道192号へ
ここが本当の終点になります
さぬき、東かがわ、阿波、吉野川市。平成の大合併により生まれた新しい4つの市をまたぎます。
2004年の豪雨の影響で香川県内区間、あちこちで土砂崩れ・路肩崩壊があり、
今現在もその爪痕が残っています。

撮影日 2004年5月25日


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