更新日 2004年12月25日

国道438号 木屋平村〜見ノ越〜貞光町

見の越隧道付近から木屋平村方向のみち(撮影・2002年9月)


四方を山に囲まれた木屋平村に入りました。
なお合併して2005年3月から「美馬市」になります。なにげにすごいなぁとおもっちゃいます。


ようこそ 木屋平村〜

川井トンネル 風が吹き抜けていきよりました

名勝 川井峠 民家やら新興宗教?やらの建物あり

向こうにうねりながら下る道が見えまーす

もともと車道として開削されたので道幅は広め

下りてきました。中央付近にトンネル出口

桜、だと思う

山のあちこちに家が見えます どうやって行くんだろ

トンネルから中心部までほぼ下りばっかり

役場方面への近道(?)

下ってくると道幅狭くなります 旧々県道利用だから

木屋平村川井 国道492号との合流地点

左が穴吹川沿いに下る国道492号(狭い)
右がこれまで通ってきた国道438号(山道)

行き先もシンプルに「剣山」だけになりました

山道だし川沿いの崖そば走る道だったり・・・
拡幅改良工事や災害復旧工事など頻繁にあります。
特に難儀なのが「時間通行止め」
50分止めて10分通行可能とかいうやつ。
上は規制時間の案内板(6枚もあるよぅ・・・)
右はハイテク案内板・笑

三叉路のすぐ先にある槍の尾サービスエリア
公衆トイレ・休憩所あります

この区間、国道438、439、492号の重用区間です
(いずれもむつごい国道よのぉ)

四国一の清流 穴吹川

森遠あたり さっきまでは快適な2車線だったのに・・・

このあたり1日の交通車両631台だとか

県道中野木屋平線(260)交点 中尾山高原は右

438号村内全線(約30km)が異常気象時通行規制区間

災害復旧工事

このまま山登りかと思いきや

2車線の走りやすい道になります
川沿いの路肩、崩れている箇所いくつかありました

上り坂なんだよね 速度上がらないもん

50km/h規制終わり 剣山12km表示
そばには「邪馬台国四国説宣言」←?

真正面にこの先走る道が見えまーす

この付近コリトリというそうな

ガードレールはきちんとあります ボロボロだけど

左にのびるのが現在の林道名頃線(?)剣山登山のルート

さぁ、行くべ

公衆トイレ

いきなり路肩崩壊かよぉ

向こうにガードレールが見えますね

まずは右へ左へとぐねぐねしながら標高を稼ぎます

崩れた後、あります

国道ですよぉ(現在は)

この看板やたらと多し 反対は「コリトリ ○km」

カーブの途中にある三叉路

中尾山高原へ向かう村道(行った事ない)

足元にさっき通った道が・・・
ひとしきり登りましたのでこの辺からは景色がよろしい

これは南東方面の眺め

ほんの少し舗装悪いところもあるけどおおむね良好

がりがり

ご覧のとおりガードレールは完備
観光ルートの一部になっているからか

がりがり2

落ちたらただことないでしょうな
あのあたり、台風で大規模に崩れていた模様。
現在も時間通行止めで作業を行っております。
もちろん引っかかりました(笑)
警備のあんちゃんと「何しに来たん?」「ただ走りに」
「ほとんどの人、そう言うね・笑」「(苦笑)」
などと時間つぶしておりました。
規制時間に来る車1、2台だそうです。
もう観光シーズンも終わりこんな山中来るのは
物好きだけみたいです。

規制区間、トンネルのすぐそばだったようです。あひゃ

振り向けばみのーこしー

トンネル脇にあれあれの道があります

牧野林道というそうな
登山リフトの西島駅(上の方)近くまで約2.3km
国定公園内の許認可問題やらで閉鎖になってその後放置
現在あちこちで土砂崩壊(徳島新聞2004年6月8日)

見の越隧道

こんにちは東祖谷山村。
登山リフトの乗り場があり、時期が時期だと駐車場に
車を停めるのも大変。周辺に4ヶ所ある駐車場は県営。
いずれも無料で停められます。
(山登りしようって人間が駐車場遠いとかいって路上駐車
するなよぅ・・・)

駐車場にある石 チェックしましょうね

何かといえば関連林道名頃線の開通記念碑
木屋平村は山の中。車の通れる道がほしかったそうな。
徳島方面直結の道=川井峠もお願いして工事始まりました。じゃじゃじゃじゃあ剣山・見の越へも、と思ったけどお金が・・・・
そんな中、祖谷の木材を運び出すのに便利じゃないの、と目をつけた高知営林局。
昭和34年から40年にかけ森林開発公団によって工事が行われ完成したのが関連林道名頃線。
延長約12kmとトンネル(113m)の未舗装林道は有料で通行料は普通車200円トラック700円。
この道路の開通により祖谷の木材の価格が上がったという。
その後、県道剣山線に組み込まれ無料化、国道439号に昇格、現在438号の一部として地域の重要な路線となっている。

寒い中、現場で碑文読み取ろうとしたけどぐだぐだになってて読み取れませんでしたぁ

登山リフトも冬季のお休みに入り人気のない駐車場を後に

土産物屋や民宿の間を抜けると国道439号との分岐

一宇村へ向かいます。じわーりじわーりと登ってます

剣山。リフトも見えます

ここからは国道438号、ようやくひとり立ちです
足元を覗き込むと谷に向かって降りていく国道439号。
こちらも元有料林道見ノ越線。県道→国道という流れは同じ
剣山山頂からだと上へ向かう438と下ってゆく439が
きれいに見えるらしい(よそ様のサイトの写真見ると)

「またきてたもれ 奧祖谷へ」

このあたりが村境だと思うんですが・・・
夫婦池あたりは景色よいと聞きますがまだ行ったことない

周辺には笹

北のほうを眺めてみました。もや、かかりすぎ

路上、しろいですね(汗
時間通行止めのところであんちゃんが
「ヘアピンのところとか凍結してるよ。
もう少しで突っ込むところだった」とか言っていました。
内心(深夜早朝ならともかく日中はだいじょぶだろぉ)と
思いながら聞いていました。
一宇村になると山の北側になるんだよね。
すぐ横には朝降りたと思われる霜がそのままですし
路面は異様に湿ったところがあるし。
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

剣山スキー場 2004年は12月18日から営業

第七ヘアピン 一番上にあるヘアピンカーブです

標高1200mって書いてあります

またヘアピンだよぅ いつも以上に慎重に進みます

そこそこ道幅はありますが、あんまり端に寄りたくない
 
 北方向の眺め

第一ヘアピン 疲れたー

標高1000mを切った頃から路面のあやしさもなくなりました

その代わり狭くなります

準備中の通行止め看板
そのそばに開通記念碑。
「照紅葉 兵のつくり志 嶮の路」

一宇村桑平から東祖谷山村見ノ越に至る16kmのみちは
「剣山ドライブウェイ」との別名を持つ。
昭和20年代、剣山を信仰と観光の山にしようと国立公園指定
の運動が起こった。(後に国定公園指定運動へと変わる)
基幹となる道路が必要ということになったものの多くの
急傾斜地と地すべり地帯で民間の工事は困難だと思われた。
そこで陸上自衛隊第109施設大隊に依頼することになり
昭和34年工事を開始、4年後の昭和38年当初予定の
夫婦池までの道路が完成した。
翌年国定公園に指定、さらに延長工事が行われ見ノ越までの
16kmが完成した。

桑平あたりから民家とかも見るようになりますが
道は広くなったり狭くなったり

工事のしやすそうなところはこんなところもあります

剣橋。国道は橋を渡って左折。右は中野木屋平線(260)

シーズンだと大型観光バスも通るんですよぉ

なんかほっとしますね

危険危険!(早く片付けてくださいよぅ)

左:県道菅生伊良原線(261) 林道経由R439行き

切越発電所付近 ほぼ一宇村の中心部

狭いよぅ狭いよぅ

以前がきんちょどもが役場前でうんこ座りしてました
コンビニ、無いからねぇ

「湯」 一宇村温泉保養センター岩戸温泉岩戸荘

これは県道259号一宇古宮線

穴吹町との間、剪宇峠(きりうとうげ)部分は未開通
ただ、車道を通すという計画はあるようです

中心部から下った所から改良済み区間が続く

土釜トンネル 左に入る道は旧道。土釜・鳴滝は旧道へ

トンネルの先は貞光町。一宇村・貞光町・半田町は
合併してつるぎ町になります(2005年3月1日)

宮平バイパスの下、県道小谷西端山線(258)分岐
これは入りにくいぞぉ

道幅狭く、改良工事もあちこちで行われています

貞光町端山(はばやま) 端山調子野線(255)が東へ

だいぶ降りてきたと思ったけど狭いところまだあります

旧国道は川の西側 二重うだつもそちらの方らしい

なんでガードレールつけないんだろ

国道192号直前で左へ曲がります 一時停止ね

昔はここが国道192号だったんだよね

その後右折して国道192号 道の駅のちょい東に出ます
最後の方、すっかり暗くなってしまいましたんで画像かなり補正してます。
このあと半田町をちょっとだけかすって美馬橋、美馬町へ入って山登り、三頭トンネルで香川県琴南町へと向かいます。
でも暗くなっちゃったのとすっかり疲れちゃいましたのでまた今度ということで、道の駅で一休みして帰りました。
  撮影日 2004年12月1日

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